年末の忙しさについ更新を忘れていました。こんなペースですが本年もよろしくお願いします。
毎年複雑になる野菜の仕入に頭が混乱していたら
昔出会った宗教者の言葉を思い出しました。
古い古い神道のかたちを今に伝える宗派の教祖でした。
「古く日本人は、目に見えない世界の声を聴いたり、不思議なものが現れたりしたら、
すぐに神だとは認めず。疑って疑って疑いぬいて、でも疑ってまだ疑って
もうこれ以上疑うところがなくなっても さらに疑って。
これは疑いがない点がたった一つでもあったなら、
それをもって初めて神と祈った。」
「それを審神(さにわ)と言っていた。神は自分を選んでくれているが、自分が祈るような神かどうかを真剣に考えたわけです。」
直感やひらめきは大切にしなければなりません。が、その感じたことを深く考えることも大事です。
精神保健福祉士の知人が、最近の宗教者や精神世界系の大御所が「考えるな感じろ。」と
言いすぎることをすごく悪い流れだと言っていたことを思い出します。
丁寧に生きる。忙しさの中で、見事に反対なことが頭に浮かんできました。
福島の知人友人たちが ある人は避難しある人はその場に生きることを
決めました。どちらの人も同じくらい悩み考えたすえの結論だと思います。
私たち夫婦も3・11の時、話し合い考えここに残ることを決めたのを思い出します。
どちらの人たちも幸せになってほしいと祈ります。
今年は直感力を磨きつつ丁寧に考えて過ごせればと思う元旦でした。

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